vmira’s blog

好きな事をつらつらと書いています.

楽器を始めた経緯について

vmiraです.今回は私が楽器を始めた経緯について書いていきたいと思います.

 

そもそもの話ですが,私は現在ギターを弾いています.エレキギター専門で,アコースティックギターはあまり弾いたことがありません.

 

楽器を始めるに至った経緯ですが,やっぱりB'zからの影響でした.勿論歌やギターも格好いいなと思っていましたが,以前書いたように学校の音楽の授業が苦手だった私はまず歌うことは絶対無理,楽譜というか音符が読めなかったのでギターも無理.というか難しそうということで最初はドラムをしていました.このときが確か高校一年生の秋くらいだった気がします.

 

私がB'zを好きになった頃のドラマーはシェーンガラースで,現在もほぼ固定ドラマーのようなポジションでいらっしゃいます.

当時はもうこのシェーンさんにメロメロで,あの甘いルックスから繰り出されるパワフルなドラミングに惚れ惚れしていました.スティックもシグネチャーモデルを購入し,家や近所の河川敷でスティッキングの練習を毎日していました.ドラムマガジンかなにかで「お風呂の中でスティッキングすると,力のかかり方がいつもと変わって良い練習になる」という記事を見て,やっすいスティックをお風呂に入れて練習してたりもしました.

そのうちツインペダルを買ってスタジオに一人で入って練習したり,スタジオの人に「どうやったらもっと上手くなれますか?」なんて聞いて色々なお話を伺ったり,ドラムを叩いてる音を録音してノートに「何分のところのフィルがもたついてる」「リムにしっかり当たってない」などと記録までしてました.我ながらストイックというかバカ真面目というか・・・

 

そのうち仲の良かった高校の同級生から「バンドやってみないか?」とお誘いを受けました.勿論このときはドラムだったのですが,他のメンバーが全くやる気が無い状態で「ホントなんで誘った?」というレベルでした.あって無いようなバンドに所属はしていましたが,正直つまらなかったので他の場所でバンドを組もうと色々と活動をしてみました.しかし,私の住んでいた山形県ではバンドはおろか楽器をしている人間すらホントに全然いない状態で,だんだんと一人でドラムを叩くのにも飽きてきてしまいました.

 

そんな時,高校二年生の冬くらいに従兄弟の兄からお下がりのエレキギターをもらいました.メーカーはPhotogenicで黒いストラトタイプでした.その時はアンプを持っていなかったので部屋でベンベン鳴らして遊んでいたくらいでしたが,ドラムの練習用に買ったB'zのバンドスコアを見ながらなんだかんだ楽しく弾いていました.DIVEとかSuper love songのリフだけを弾いて満足!みたいな感じ.

で,そのうち自分のギターが欲しくなり,レスポールギターを買いたいと思うようになりました.私の通っていた高校はアルバイトが禁止だったので親からもらっていたお小遣いを貯めて初めて自分のお金でギターを購入しました.アリアプロのゴールドトップとVoxのアンプ買って毎日取り憑かれたように練習していました.

このあたりからHR/HMが好きになっていたので,Crazy trainやBreaking the rawなどバイブルとも言える曲を練習するようにもなっていましたが,やっぱり一番練習したのはBurnです.譜面が欲しかったのでヤングギターのバックナンバー(2012年10月号)を購入し,毎日少しずつ弾けるようになっていきました.

 

当たり前ですが,最初に挑戦する曲にしてはBurnは難しかったです.ここでめげずに最後まで練習を続けられたことに私がどれだけBurnが好きであるかを表していると思います(笑) .

最初のリフからまず弾けませんでした.今までにない親指の使い方をしているうえに手のひら全体の動かし方も経験したことのないものでしたのでここをちゃんと弾けるようになるまで一ヶ月はかかったと思います.開放弦のプリングも難しかったなあ・・・

ソロはもう言わずもがなです.最初の方は譜面を見てなぞるように弾いていけるのですが,開放弦を絡めた16分の高速フレーズが全然弾けなくて「どうやってんだこれ!」と半分キレながら練習してました.メトロノームを使って毎日1ずつテンポを上げて少しずつ弾けるようになっていったため,一曲を完全にコピーするまでに3ヶ月以上はかかりました.今考えるとよく投げ出さなかったなと我ながら驚きます.

 

Burnを弾けるようになってからは曲のコピーがかなり楽になりました.確か次にコピー出来たのはCrazy trainだったかな?これも時間はかかりましたがBurnほどではなかったと思います.

 

ちなみにギターでバンドをしようとは全く思っていませんでした.ギターを弾くのが楽しすぎて”バンドを組む”という発想がそもそも無かったです.家で「うおー難しいー」と呻きながら練習をするのもそんなに苦では無い人間でしたし.

 

そんなこんなで気がついたら本職がギターになっていました.大学ではバンドサークルに所属していますが,新入生ライブ(僕の人生初のライブでもありました)でもギターで出ました.ここから大学生の間に新しいギターを購入したり,エフェクターを買ったり作ったり,ライブを少しずつ経験していったりと完全にギターにスイッチしていきました.このあたりに関してもまた書いていきたいと思います.

 

今回はここまでにしたいと思います.また宜しくお願い致します.